新宿のTOHOシネマズでエル・ELLE(字幕版)を鑑賞。監督はロボコップ・氷の微笑・スターシップトゥルーパーズのポール・バーホーベン。この映画の並びはスゴイですね( ´∀`)トータル・リコールも好き( ´∀`)フランス映画です。ポール・バーホーベンの作品だしカンヌでも評判良かったのに近くで上映していなくて新宿まで行く羽目になる。ちょっと時間を間違えて9時40分上映開始から5分後位に遅刻して何とか入場。スクリーンにはケータイ・スマホの電源をうんたらかんたらの映像が。いやぁ危なかった。117席の内、半分以上埋まっており午前中から始まっているのを考えれば中々の入り。TOHOシネマズデイで毎月14日は映画が1100円の割引があるので、そのせいかもかもしれませんが。
期待はしていたけれど、期待以上に面白い出来でした。ストーリーは、いきなりかなり年食ったオバサンのミシェルがレイプされるというところから始まります。事が終わって犯人が去った後、なぜかミシェルは淡々とレイプで散らかった部屋を掃除して家にやってくる息子の為に寿司を注文し、そしてその息子とも普通に出迎えて会話をします。観ている方は、なんだかサイコパス的な主人公なのかと感じながらその雰囲気に引きこまれていき、ストーリーが進むにつれてそういう事ではなく理由がある事がわかってきます。ミシェルは子供の頃クリスチャンの父親が大量殺人を起こし、その為にマスコミや市民に酷いバッシングを受けて育っていき超自立した女性となっていたのです。
ストーリーも凝っていますが出てくる人物描写も良く、中でも男どもはダメ人間ばかりで笑います( ´∀`)ミシェルの息子は勝ち気な娘と結婚しようとしますが生まれてきた子供は白人同士の子供なのに、どう見ても黒人の子供。自分のファンに手を付ける貧乏作家の元夫。もう、愛情も何もないのにセックスだけやりたがるビジネスパートナーの夫である不倫相手。レイプ犯であり近所の敬虔なクリスチャンの嫁を持つ男は女が嫌がる姿を見せないと興奮できないクソ野郎。良い感じです( ´∀`)
ミシェル役のイザベル・ユペールが本当にすごい演技を見せます。気に入った近所の旦那を双眼鏡で見ながらオナニーしたり、会社の社長室で不倫相手に手コキしたり、クリスマスパーティーの家族や友達との食事会中に男のチンコを足コキしたり、いやぁ〜カッコイイ!日本だとオッパイ見せてそれでやってやった感がありますが本質的な人間の快感ってやっぱりフェシズム的なところがあると思うんですよね。そういう行為は恥ずかしいものだろうし、中々女優さんもやりたがらないと思いますけどね( ´∀`)ちょっと百合な感じのシーンも有ります( ´∀`)オバサンのだけど( ´∀`)
フェミニストが怒りそうなシーンも多いですがラストまで観ると女尊男卑の良い映画です( ´∀`)不倫や浮気の表現も多い作品ですが、女性が自立する上で家族の中での立場を確認する重要な事なのでしょう。日本では不倫でバッシングされる芸能人や政治家が多いですが、個人間の問題を公の問題にすり替えているようで怖い感じもしますね。
( ´∀`)☆☆☆☆☆( ´∀`)

新宿サブナードを昼食でもと思ったけれど混んでおり、散歩がてら新宿御苑の方へ向かう。

昔、アニメック(古い!)があった場所からちょっと離れた所のココイチで昼食。肉と野菜のカレー。ココイチのサイトにはメニューがないので店のオリジナルなのかな?ちなみに普通盛りが300グラムであることを忘れていてちょっと腹一杯になる( ´∀`)200グラムで良かった( ´∀`)

仕方がないのでカロリー消費のため四谷の方に歩く。そういえばお岩さんのお寺と神社があったなと思いだし向かう。普通に住宅街の中にありちょっとびっくり( ´∀`)
陽運寺

田宮神社


寺と神社はすぐ近くにありパワースポット的なトコらしいです( ´∀`)女性の方が多かったです( ´∀`)ちなみにこの寺と神社は仲悪いらしいです( ´∀`)
本当のお岩さんは良妻賢母だったらしいですけど、四谷怪談で裏切られた夫に復讐する話になったとか。でも、それが人気が出て今に続いている事を考えると、そういう男女間の問題って今も昔も変わらないんでしょうね( ´∀`)