2017年05月22日

映画『メッセージ』のメッセージを考える。

 『メッセージ』のメッセージを考える。(忘備録的な〜感じです。ネタバレあり)

 平日昼間、海老名のTOHOシネマズで『メッセージ』を観る。SCREEN_8の145席が3〜4割程の埋まり方で、SF映画の割には中年以上の観客が多かった。ホットコーヒー(S)購入。

 SF映画と書いたけれど、ストーリーの出だしは女性言語学者である主人公ルイーズの記憶がフラッシュバックしたり、世界中にUFOが飛来する事によって引き起こる社会的な混乱が始まるサスペンスホラー的な流れです。フラッシュバックしているのがルイーズと彼女の娘の記憶であるはずなのに、ストーリーが進んで行くと彼女には娘はおらず結婚もしていない事がわかっていく。これに関しては何も語られないままストーリーが進んでいくのですが、ラストに向けて重要な伏線の一つとなります。

 言語学者のルイーズは軍の依頼で数学者のイアンと共にUFOの異星人との対話を試みますが中々うまくいかず、音声での対話を諦め文字による対話を始めます。少しずつではあるけれど異星人の文字を理解していきますが、語彙の少なさから異星人の言葉を間違って解釈し地球人たちは異星人に対して疑念を持ち始め戦争の一歩手前まで行ってしまいます。

 ここまで書くとよくあるファーストコンタクト物の映画ですが、実は異星人は時間の概念がなくこれから未来に起こる事で地球人に助けを求めていることがわかります。そして彼女のフラッシュバックが過去の事ではなく未来の出来事である事も理解するのですが、なぜ、ルイーズが未来の出来事を知ることが出来たのか、まったく映画内で描写されていません。UFOが来た影響か、それとも元々あった超能力か?もしかしたら映画内にあったのかもしれませんが自分は探しだす事が出来ませんでした。

 戦争を回避するためにルイーズはその超能力を発揮するのですが、それがタイムパラドックス的な事象によって表現されているため頭がこんがらがっていきます。量子力学的な「ナニ」かなのか、それとも運命論的な「ナニ」かなのか。情報量が多すぎて自分の脳ミソでは追いつけません。ただ作り手側も、それがわかっていながら見ている側に向けて考える幅をもたせているのでしょう。

 ルイーズと彼女の娘には悲劇的な出来事が待ち構えていますが、それでも彼女は自分の娘に出会うためにラストにある選択をします。やはりこの映画の肝は、彼女がこの運命論的な自分の未来に対してポジティブに生きるかネガティブに生きるかの行動にあるのかもしれません。

 ただまぁこの映画の半分も理解はしていない気がしますが( ´∀`)

( ´∀`)☆☆☆☆★( ´∀`)面白いけど難しい( ´∀`)

 ルイーズ役はエイミー・アダムスでDCコミックスにおいてスーパーマンの恋人のロイス・レーン。イアン役はジェレミー・レナーでマーベル・コミックのホークアイ。計らずもDCコミックとマーベル・コミックのキャラ共演です( ´∀`)

 宇宙人が二体が出てきてアボットとコステロと名付けられますが、検索すると昔のアメリカ漫才師の二人組らしいですね。

 日本の映画タイトル『メッセージ』だけれど、英語のタイトル『Arrival』を検索で訳してみると「到着」と「出生」と出てきたので、実は内容的にはダブル・ミーニングでこちらの方が良い感じがします( ´∀`)

 原作のテッド・チャン氏の『あなたの人生の物語』は面白いらしいので読むかな〜☆

 さて今作のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督ですが次の作品は『ブレードランナー 2049』!
期待が持てそうですねェ( ´∀`)
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2017年03月10日

オッサン『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第一章 発進編』を観る。

 仕事に疲れていたが『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第一章 発進編』の最終日なので新宿ピカデリーに観に行く。11時50分の上映回で四割ほどの入りで、前シリーズの時と同じくほぼ男性でしかもオッサン率高し。私の大好きな結城信輝キャラクターは女子受けはしないのか?出ているキャラクターの声優はDearGirl的なのに…。

 2199がシリーズの前半から中盤にかけてイスカンダルに向かう緊張感があって良かったのに、中盤以降ガミラスを含めた群像劇になり話が散漫になってしまい自分的には残念なヤマトでしたが、今回は福井晴敏さんがシリーズ構成でガンダムUCのアニメがすごく良かったのでちょっと期待しますな。旧ヤマトの劇場版は『さらば』含めて自分的にはイマイチばかりですが、ヤマトみたいな話はTVシリーズ位に長くないと作り込めない気がします。TVシリーズは好き( ´∀`)

 ガトランティスのズォーダーとかサーベラーがアオッてると思ったらクレジットに湖川友謙さんが載っており( ̄ー ̄)ニヤリ。艦隊戦闘シーンは盾艦とか出てきて面白かったのだけれど、それ以上に旧シリーズでは役立たずのガトランティス大戦艦が中々の活躍でビックリ。ガトランティス艦艇でデザインが何故か違う大戦艦を運用の仕方が違うことにしてしまう辺りは福井さんあたりの発案でしょうか?他に戦闘機とか3DCGなのに金田パースみたいで、こういうこだわりは日本アニメの良さが継承されてるみたいで良いです。アニメにおいてのCGはリアルに表現するためのモノではないはずなので、見た目の面白さをもっと追求してほしいなぁ。

 ストーリーは旧作で最大のネックになっているテレサからのメッセージを受けてのヤマト出撃の意味合いを、きちんと理由をつけてやろうとしていてこれからが楽しみ。旧作だと「何かわからんけど俺たちは行くぜ!」的な感じですからねぇ。ガミラスとの関係はあまり深く掘りすぎても2199みたくなると自分的には面倒くさくなるので緊張感は感じるし今くらいが良いかな。あと、古代進と森雪のイチャイチャぶりはGOOD。

 エンディングで沢田研二の「ヤマトより愛をこめて」が流れてきてビックリする。映画の前情報を全く入れてなかったので出だしの曲が流れた時は誰かカバーしているのかと思ったほど。やっぱジュリーは良いな。

 帰りに後ろの大学生くらいの二人組の男の子が「すげー面白かった」と言っていたが、自分もシリーズの出だしとしてはすごく満足する出来でした。

 ☆は全シリーズ終わってからにしよう( ´∀`)

 アサシンクリードも観たかったけど疲れたので帰宅。最近座っているだけで疲れるな。
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2016年10月15日

◆猫と『Fake』◆

◆猫と『Fake』◆

 仕事にも飽きたので夕飯食べて『アミューあつぎ映画.comシネマ』に森達也監督の『Fake』をやっと観に行く。

 久しぶりの本厚木。はるか昔は本厚木にも映画館は何箇所かあって、中に入ると中がオヤジどもがたばこを吸いまくり煙が充満している状態で観るハメになる。そんな楽しい思い出のある本厚木の映画館だけども『アミューあつぎ映画.com』はちょっと前にパルコが逃げ出した建物に入っている小奇麗な映画館。まぁ、厚木にパルコは似合いませんかね。スクリーンは3つあって一番小さい58席のところで上映。映画館のおねえさんが監督と作品の概要を説明して上映開始します。

 テレビをあまり見ないんで佐村河内さんの事件も概要的にニュースで見たことしか知らないままで『Fake』を観ました。ほとんどがマンションの自宅内で撮影されており、佐村河内さんと奥さんと猫の日々が緊張と緩和の中で綴られていきます。

 森監督との奥さんを介しての会話やテレビのスタッフが番組出演依頼と海外メディアの取材などがヒリヒリとした空気の中で行われていきますが、そのヒリヒリした空気感はなんだろうと考えると、皆が「信用して欲しい」と言う言葉で佐村河内さんとの関係を作ろうとします。物事が0と100では無いように信用出来る出来ないでは割り切れないまま出演交渉や取材を受けているのが、マンションの一室での圧迫感ある映像が相まって佐村河内さんの感情がフィードバックされているのかもしれないですね。

 その一方で何故か豆乳を大好きだからとがぶ飲みして食事をする佐村河内さんと奥さん二人の食事のぼんやりしたちょっと可笑しな怠惰な空気感。この部屋だけが夫婦の世界であり部屋から出ることのない猫と対比させていく姿は、感傷的な感じが広がっていきます。そう考えるとその部屋に他人が入ることが自体が佐村河内さんにとってはストレスなのかも。

 この映画のツボは佐村河内さんの奥さんでしょう。献身的に生活を支えつつも、彼女がどこまで何を知っていたのか何も知らなかったのか映画の中では掘り下げられることはないですが、二人の夫婦生活には嘘はないようにも見えました。そう思わせるのも込みで森監督自身も佐村河内さんの映画というより夫婦の映画にしたかったのではないだろうか、とか考えてみたり。ちなみにお客さんが来るたびに奥さんがケーキを振る舞うのがちょっと笑えます。
 
 そしてもう一つのツボは森監督が仕掛けたラストに向かってのエピソードとエンドロールの後のカットでしょう。色々と動くタイミンがあったにもかかわらず動かない佐村河内さんにある提案をして、ドキュメンタリーとして感動的な終わり方が出来るそのドラマを、最後にもう一度不穏な空気感にさせたまま終わらせます。

 自分自身は佐村河内さんの事件がそこまで大きく騒ぐものとは思えないし、過分に障害者差別も入り交ざっているような感じもします。小難しいことはわかりませんが、この映画は色々な見方ができるので森監督がどこかのインタビューで語っていた「新潮」や「文春」的な事実や真実を求めるのではなく、マスコミが切り捨てる余白の部分を考えることが出来る映画なのではないでしょうか(・∀・)

 出演者の中で「嘘」を言っていないのは猫だけかも(ΦωΦ)

ヽ(´ー`)ノ☆☆☆☆☆ヽ(´ー`)ノ


 森達也監督の本も面白いですよヽ(´ー`)ノ
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2016年07月11日

『インデペンデンスデイ リサージェンス』と『ゆずれない願い』

 いつもの海老名イオンシネマに『インデペンデンスデイ リサージェンス』を観に行く。昼過ぎ駅からイオンまで歩くだけで汗だくの熱さです。
 2時からの上映時間がまだあったのでイオン内にあるヴィレッジヴァンガードで時間つぶし。何故か郊外のヴィレヴァンはヤンキー率が高くて客だけ見るとドンキホーテみたいですね(偏見)ぶらぶらしていると聞いたことのある曲が。よく聞くとレイアースのOP曲『ゆずれない願い』が流れている。レイアースの特集でもやっているのかと歩きながら横目で見てみると目に入ったのは大量のセーラームーングッズ。「ファッ!?」とアニメのような二度見。何なんだろう・・・、勝手にコラボ的な演出なのかな。ちなみに無印セーラームーンとレイアースの第一章はラストがちょっと切なくて好きですねぇ。
 『インデペンデンスデイ リサージェンス』は吹き替え版を観ました。客の入りは381席に10人程でヤンキーのカップル(見た目からくる偏見)に後は年寄り。平日の昼とはいえ少ないですね・・・。イオンシネマ月曜日は3D映画以外1100円で見れるからお得なんですけど。
 今作は出演料の高いウイル・スミスが出ていなくて残念ですが、科学者役といえばこの人的なジェフ・ゴールドブラムと元大統領役のビル・プルマンは前作に引き続き登場で声優は大塚芳忠と安原義人の両氏です。調べたらソフト版から引き続きの起用のようですね。テレビ朝日版の磯部勉・古川登志夫を何度も見ているんで、ちょっと最初は頭の中で古川登志夫の声に変換されていました。無鉄砲な主人公を藤原竜也が声を当てていたんですが、上手いけどちょっと声質が合っていない感じが自分はしました。ちなみに軍の将軍役の立木文彦さんはいつもの立木文彦節でした。良い声です。
 話は突っ込みどころ満載の素晴らしい展開。いきなり現れた宇宙船を確認もせずに破壊して、それが実は敵が来ると警告しに来た味方の異星人だったとか、意味ありげに主人公と絡んで伏線でもあるのかと思わせぶりな中国人の月基地司令官が敵の異星人に初っ端から基地ごと木っ端微塵にされるとか、アフリカの反政府武装部族の科学者でも何でもない人間が何故か独自に異星人の言葉を解析していたり(ちなみにその人馬鹿でかいブッシュナイフ二本でエイリアンを殺します)攻撃してくる戦闘機を無視してジェフ・ゴールドブラム乗っているバスをひたすら攻撃するエイリアンの女王さま、そして元大統領がゴニョゴニョ・・・。だがそこが良い(・∀・)
 出てくる人が全員トリガーハッピーなお馬鹿な映画ですがポプコーン片手に観るのに調度良い映画です。ラストは続編作れそうな終わり方だったけど、どうなんですかね。
(・∀・)☆☆☆★★(・∀・)
 
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2016年06月20日

『帰ってきたヒトラー』を観て笑っているのか?笑わされているのか?笑って良いのか?

 横浜ららぽーとTOHOシネマズで『帰ってきたヒトラー』を観てきました。15時30分の上映回で126席のSCREEN5に4割ほどの入り。

 出だしからヒトラーがテーブルマナーの講師にみんなが自分にナチス型の手を挙げる敬礼をしてくれないと、悩み相談から始まる。そのシーンにおいて講師がナチュラルに困惑しているのだけれどストーリーが進むと、それがなぜだかがわかってくる。
 話の筋はベルリン陥落直前のヒトラーが現代にタイムスリップして、リストラされたテレビクルーが人生の一発逆転を賭け、本物のヒトラーをモノマネコメディアンとして番組に出演させるというドタバタ話。それだけの設定ならB級ブラックコメディ映画っぽく感じるけれど、この映画のミソは物語の半分は街に出てのロードムービー部分。街なかにヒトラー役の役者が出て素人相手に現在のドイツの現状を聞いて回る。そう、出だしのテーブルマナーの講師は素人(だと思う)ただ何処から台本通りでアドリブなのかヒトラー役の役者が上手くわからない。街なかでは市民たちがヒトラーに記念撮影やハグを求めたり、平気でナチス式の敬礼をして移民排斥の言葉をヒトラーに投げかける。はたまた、国土の自然を守ろうとする緑の党にシンパシーを感じたり、極右政党党本部に上がり込み、戦場にも出ない理念のないお前たちはナチスの後継者ではないと罵倒する。そのうちアイコンとしてのヒトラーを笑っているのか、それとも本当にヒトラーを求めているのか、またそれを観て笑っている自分たちはどうなんだと、頭の中がグルグルしてくる。
 一度はスキャンダルで失脚するけれども、ヒトラーはベストセラーの本を書き復活して映画を作り始める。ヒトラーが作り始めた物語は後味の悪いフィクションで終わります。フィクション?
(・∀・)☆☆☆☆☆(・∀・)

 コンテンツとして消費しているうちはまだしも、コンテンツそのものに消費させられているとしたら怖いですね。アレとかソレとか。
 例のヒトラー〜最後の12日間〜のパロディやってました(・∀・)
posted by KIKI at 20:53| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月04日

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起』と映画2作品の予告編。

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起』と『シン・ゴジラ』『インデペンデンス・デイ リサージェンス』の予告編

 横浜の桜木町駅近くの横浜ブルク13で観ました。横浜ブルク13は初めて行きましたが駅に近くて良いですね。最終上映日昼からの上映回に入ったのですが六割ほどの入りで、ほとんどが中年のおじさんでサラリーマン風の人もちらほら。営業をサボっているのか?
 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の前2作は入院と仕事が忙しいのとで劇場で見れませんでしたが、やはり劇場の大きな画面で見ると迫力があって良いです。安彦さんのキャラクターが画面で動き回るのはおじさんにとっては感慨深い。最近のアニメのキャラクターはリアル志向の硬い感じのデザインか萌系のパターン化されたデザインが多いですが、漫画っぽくデフォルメされている表情豊かな安彦キャラは中年のおじさんにはたまりません。シャアの鋭い視線で突っかかってきたガルマの取り巻きや士官学校の軍監などが怯む場面などは、安彦キャラならではの表情の見せ方でわかりやすく引きこまれます。今回の『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のアニメはシャアのザビ家に対しての復讐をめぐるサスペンス物語ということもあって、その手の表情演出が多く安彦キャラにあってますね。作品が70分という時間制限の中でイベントストーリーやキャラクターなどがいくつか原作と変更されていますがうまくハマっている気がします。中でもシャアの同室で本物のシャアのハイスクール時代の同級生のイベントは、復讐のためなら手段を選ばない非道さが際立っています。一方でガルマとの演出は腐女子垂涎。さすが『風と木の詩』の監督をやった安彦さんですね!
 次回予告の後にルウム編の製作決定の特報。
☆☆☆☆★

 ガンダム上映前に『シン・ゴジラ』『インデペンデンス・デイ リサージェンス』の予告編がやっていましたが、『シン・ゴジラ』の次に『インデペンデンス・デイ リサージェンス』を流すのは可哀想な気がする(笑)見ている方としては「ふ〜ん、ゴジラやるんだ」の次に「うわー、スゲェ強そうな宇宙人がやってくる!」な感じだと思うんですがどちらを観に行くでしょう?確かに『シン・ゴジラ』はオタクからすると庵野監督のフェチズム満載のカット割りで「庵野作品だ!」て観るかもしれませんが、『インデペンデンス・デイ リサージェンス』奥行きのあるド迫力のCG映像や、そんな巨大な敵どうやって倒すんだ的なストーリーへの期待などの方が、普通の一般的なお客さんにはアピール度が違う気がします。
 さてさて。
posted by KIKI at 13:28| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月20日

シビル・ウォーをタイ飯を食しながら考える。

 シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(3D・字幕版・MX4D)をTOHOシネマズ新宿で観てきました。初めてのMX4Dです。
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 ストーリーラインはネットにごまんと上がっているので書きませんが、キャラクターなどを踏まえてよく練っています。物事に対する相対的な善悪の判断や、それに対しての組織と個人の関わりあいなど、アイコンとしてのスーパーヒーローがどう判断して相反していくのかがポイントです。その一つとしてコミック連載当時は愛国心バリバリのヒーローだったキャプテン・アメリカが、組織に判断を委ねるよりも自分個人として判断していくことを選ぶあたりが作り手のこだわりを感じます。
 日本でこのような原作もの作品を制作するときになぜか微妙な恋愛要素を入れ込み失敗しますが、シビル・ウォーは正々堂々ヒーロー対決をメインにちょっと二・三カットで終わりです。まぁ、金をかけた大河ドラマみたいな映画ですから、おまえらキャラクター立ち位置わかってるだろうってな感じですね。
 今回スパイダーマンとアントマンが客演しますが、スパイダーマンはまだ良いとしてもアントマンの出方がものすごく雑です(笑)その割にはインパクトある美味しい出演シーンが続きます。
☆☆☆☆☆
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 MX4Dは二回目は無いかなって感じです。椅子のガタガタ動くとか風が出るのはまだしも、壁のライトのフラッシュとか水しぶきの時の水のスプレーはチープすぎて効果的とは・・・。デートには良いかも。
☆☆☆★★
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タイ飯屋で遅い昼食をとって帰宅。
posted by KIKI at 20:39| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月18日

オデッセイとハヤブサ

やっと主演マット・デイモン監督リドリー・スコットの『オデッセイ』を観る。イオンシネマ海老名で平日昼のせいか観客は147席に3人だけ。ほぼ貸切状態。
さすがリドリー・スコット、宇宙や火星の映像表現が素晴らしく良いです。人が宇宙船内の無重力ブロックから、輪っかの構造物が回って遠心力によって作り出された擬似重力ブロックに移るシーンなどは、本当に宇宙なんだと思わせてしまいます。ちなみに中年おじさんにとっては、同じような居住構造物を持つ『機動戦士Ζガンダム』に出てくる『機動巡洋艦アーガマ』を思い浮かびました。事故で取り残された主人公がいる火星シーンはヨルダンの砂漠地域で撮影したらしいけれど、本当にまさしく火星ですよ!人物の画面において引きのシーンを多用してひとりぼっち感が出ているのですが、更に衛星軌道上からの映像でひとりぼっち感を演出。ちょっと間違えればシリアスでダウナーな話になってしまいそうですが、マッド・デイモン演じる主人公は火星探査隊指揮官の残していた70年代ダンスミュージックのセンスの無さに悪態をつきつつ、ひたすら前向きに知恵と知識を武器に次の宇宙船が来る4年間を生き抜こうとします。植物博士である主人公は彼ら宇宙飛行士の残した排泄物で畑を作ったり、途絶えた通信手段を過去に火星探査に使ったマーズ・パスファインダーを利用したりと生き残るための望みをつなげていきます。一方でいくつかのアクシデントもあり、その時手を差し伸べるのがロシアでなく中国というのも時代ですね。
ラストシーン前に火星脱出ロケットでの発射確認の返事をする時のマッド・デイモンの表情がすごく良い!仲間と会える喜びとこれまでの苦難からの開放が待っているためか、ちょっとくしゃくしゃになりながら泣き顔になりつつ、「GO」と返事をする。NASAの管制室が歓声と拍手で包まれるシーンでは斜め前に座っていたおじさんが一緒になって拍手してましたヽ(´ー`)ノ
ヽ(´ー`)ノ☆☆☆☆☆ヽ(´ー`)ノ
そしてハヤブサの話です。オデッセイの流れで日本の小惑星探査衛星のことではありません。
最近知ったのですが、プロレスラーのハヤブサが3月3日に亡くなっていたとか。なぜ今まで知らなかったかといえば、自分自身はプロレスラーの橋本真也が亡くなってから東京スポーツもプロレス雑誌も買わなくなり、ネットでプロレス情報も見ることもなく過ごしていたためです。
ただそんな中でもハヤブサのことはネットで確認する程度でしたが気にはなっていました。新日本プロレス・スーパーJカップにおいての対獣神サンダー・ライガー戦のインパクトが強かったからでしょう。身長はあってもちょっと線が細いかなと思える体格でしたが、試合前にライガーを場外に飛ばし、いきなりのトペ・コン・ヒーロ(場外の選手に向かって助走をつけてジャンプし身体を半回転して背中からぶつかる)。高さもあり動きも綺麗で決まっていました。その後の飛び技もライガーより数倍綺麗でした。しかし、中盤からはライガーからコテンパンにされるのですが・・・。FMWでナマの試合を何回か見たことがあるけれど、やはりハヤブサの動きは他のレスラーとは違い華があったような気がする。インディー団体であるFMWに所属していながら、新日本プロレスや全日本プロレスに出場しても遜色ない試合を見せ、試合中の事故で脊椎損傷で全身麻痺になりながらもリハビリしつつ、前向きに舞台俳優や歌手などに挑戦していた。
まぁ、オカルト番組でのお祓いや、何故かお涙ちょうだい引退演出になっている24時間テレビはご愛嬌だと思いますが。
RIP HYABUSA
タグ:プロレス
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2016年01月20日

スター・ウォーズ フォースの覚醒

東宝シネマズ海老名で『スター・ウォーズ フォースの覚醒』を観てきました。

平日の昼のためかお客の入りは一割に満たない感じで、客層は40代から50代のおじさんおばさんが多いです。

ハリソン・フォード好きの自分には衝撃のストーリーでしたが、ルーク三部作的な話がポンポンと進んでいく気持ち良さは2時間の上映時間を感じさせずアトラクション的な面白さです。そしてお約束のワイプも良い感じで入っています(笑)話しの内容的にはエピソード4的な流れですが、それはわざとなぞる感じに作ったのかなと。それはスターウォーズファンに対しての新しい三部作の始まりのメッセージだろうし、スターウォーズシリーズを初めて見る人にとっては、スターウォーズとは何かという事を理解する上であのストーリーラインがわかりやすいのでしょう。ラストの引きは完璧です。『Ζガンダム・星を継ぐ者』のラストを思い起こします。

新キャラクターのレイ役デイジー・リドリーが可愛いカッコイイ!!今回は眉間にしわ寄せる苦しそうな表情が続きますが、ネットで調べると彼女の笑顔がすごく良いので次の映画内ではいっぱい見せて欲しいですね〜。23歳の若さらしいけど演技もアクションも出来て末恐ろしい。

ヽ(´ー`)ノ☆☆☆☆☆ヽ(´ー`)ノ
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2014年12月19日

宇宙戦艦ヤマト2199・星巡る箱舟

冬コミ同人誌原稿の印刷入稿の帰りに新宿ピカデリーにて『宇宙戦艦ヤマト2199・星巡る箱舟』を観て来ました。

平日の昼過ぎ頃の上映回に入って席は半分程埋まっていました。女性客は2,3割位か?

OPはメインテーマのインストルメンタルヴァイオリンヴァージョンでなかなかかっこ良いです。映像編集は今までのストーリーのフラッシュバック的な総集編な感じで作られて、本編に向けて盛り上げてます。

テレビシリーズ最終回の手前に入るサイドストーリー。例のガトランティスが出てきます。何か探しているガトランティスとヤマトに復讐を狙うガミラス残党と地球に帰るのほほんとしたヤマトの三つ巴の話。

ガトランティスに追われたヤマトが逃げ込んだ星になぜかアマゾンのような密林と、そこに大和ホテル(戦中戦わずに浮かんでいるだけでホテル並みの設備のため嫌味で言われていたのと違い、本当に中がホテル)がありその中で同じく逃げ込んだガミラス人と奇妙な生活を送るといった内容。昔のスタートレックに出てきそうで、こういう話は好きですね〜。ヤマトはSF戦争アニメではなくSF冒険アニメであるべきだと思ってますから。ただあまりシナリオが練られなかったせいかあまり緊張感が無いです。実はジレル人によって行われえていた地球人とガミラス人の記憶から作り出された幻の映像だったわけですが、ばれ方が「何で?」て感じでした。アマゾンとか大和の作り込みがすごいのにそんな事も記憶から探り出せなかったのかみたいな。

本編戦闘シーンの3Dアニメーションのシーンはいつもながら言う事無しですね〜。迫力あります。ハリウッド映画のリアリティのある3D映像とは違った形での進化は良いと思います。後半のヤマトが行ったアンカーを使った戦闘は『バトルシップ』を思い出しましたが・・・。

しかし、やはり普通の生活シーンのアニメーション演出がちょっと雑なような。たとえば古代と沖田艦長がお茶をするシーがあるのですがカップソーサーをパッと置いてパッと手に取るのです。まぁテレビシリーズなら許せるアニメーションだと思いますが絵が丁寧に描かれている分、動画枚数が十数枚増えても良いのでは?と思ってしまうのです。

ヽ(´ー`)ノ☆☆☆★★ヽ(´ー`)ノ
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