2017年10月30日

◆『ブレードランナー2049』と昔の思い出( ´∀`)

 子供の頃に最初にリドリー・スコット監督の『ブレードランナー』を見たのはロードショー館でも二番館でも名画座でもなく、友達と片道30分以上かけてママチャリを飛ばして行った市民ホールだった。そのフィルムは日本中の映画館を巡った為か、傷だらけでお世辞にもきれいな映像とは言えなかった。そして音響環境も良いわけではなく時折音が割れていたりしていた。
 しかしそれでも映画『ブレードランナー』からは、その全ては理解出来なくとも子供ながらに何かスゴイものを観てしまったという事だけは理解出来た。そこには希望にい満ちた明るい街並みではなく、環境破壊によって降りしきる雨に曇る中を、ごったな人種や文化がひしめき合うカオスな街並みが広がっていた。ビルの間を飛び抜ける空飛ぶ自動車スピナーや、主人公の持つ銃でよくわからないデザインだけどカッコイイ『デッカードブラスター』その設定だけでも当時の子供には突き刺さるものがあったのです( ´∀`)

 そして観てきました『ブレードランナー2049』リドリー・スコットは製作総指揮にまわり監督はドゥニ・ヴィルヌーヴ。今回のこの映画を自分は面白く観させてもらいました。ただ万人受けするものではなく、前作の完全な続編なので『ブレードランナー』を観ていないとストーリーがわかり難いので、絶対に『ブレードランナー』を観ておくべきです。そしてストーリーも複雑難解で陰鬱としており派手な戦闘シーンもあまりありません。ひたすら殴り合う等の格闘シーンや血が飛び散る銃の射撃で物凄く痛そうです。また、ブレランファンにはニヤリとしたり切なくなったりするシーンもあります。

 ストーリーは簡単に言うと、子供を産むはずのないレプリカントが産んだ子供を主人公が探しだす話(本当に簡単)まぁ、何も知らないで観た方が絶対に面白いです。セリフの一つ一つが伏線やその回収になっていますのでそこも注意( ´∀`)
 ライアン・ゴズリング演じる今回のブレードランナーのKはレプリカントで、周囲にはその事でいじめられてるちょっと可愛そうな感じです。家ではラブプラス的なホログラフィーを恋人にしてるオタク気質で中々親近感( ´∀`)このホログラフィーのジョイが本当に可愛いくてよく出来た女でストーリー的に最後の方には泣けてきます。出ている人間やレプリカント達より、身体の無いソフトウエアの彼女が1番人間らしい行動を最後までするのが面白い( ´∀`)ハリソン・フォード演じるデッカードなんてトリガーハッピーで人の話も聞かないひどい人だからなぁ( ´∀`)
 他にも本当にどうかしているレプリカントを作っている会社の社長や、その社長に仕える邪魔な奴らは殺しまくる女レプリカントや、主人公にきつく当たる割には酒飲むと色目使う上司とかいます( ´∀`)
 
 『エイリアン・コヴェナント』と同じく生命の根源をテーマにしてますが、『エイリアン・コヴェナント』が絶望的な終わり方で、こちらは切ないながらも少し希望がある感じで終わっています。複雑難解な話と書きましたが、前半の主人公の自分探しの行動とそして挫折、後半の目標を見つけそれを達成するというストーリーは普遍的で誰にでも受けいられるものでしょう( ´∀`)

 アメリカでは批評家の高い評価の割に、あまり興行収入は良くなかったらしいです。ファミリー向けではないし女性にも受ける話ではないので仕方ないかなと思っています。日本でも大ヒットとはいかないでしょう。でも、それで作品の価値が落ちるとは思いませんし、それでこそ『ブレードランナー』なので無いでしょうか( ´∀`)

 オリンピックより先に2019年が近づいている( ´∀`)!

 ( ´∀`)ここでヴァンゲリス!( ´∀`)
posted by KIKI at 22:49| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: