2017年05月22日

映画『メッセージ』のメッセージを考える。

 『メッセージ』のメッセージを考える。(忘備録的な〜感じです。ネタバレあり)

 平日昼間、海老名のTOHOシネマズで『メッセージ』を観る。SCREEN_8の145席が3〜4割程の埋まり方で、SF映画の割には中年以上の観客が多かった。ホットコーヒー(S)購入。

 SF映画と書いたけれど、ストーリーの出だしは女性言語学者である主人公ルイーズの記憶がフラッシュバックしたり、世界中にUFOが飛来する事によって引き起こる社会的な混乱が始まるサスペンスホラー的な流れです。フラッシュバックしているのがルイーズと彼女の娘の記憶であるはずなのに、ストーリーが進んで行くと彼女には娘はおらず結婚もしていない事がわかっていく。これに関しては何も語られないままストーリーが進んでいくのですが、ラストに向けて重要な伏線の一つとなります。

 言語学者のルイーズは軍の依頼で数学者のイアンと共にUFOの異星人との対話を試みますが中々うまくいかず、音声での対話を諦め文字による対話を始めます。少しずつではあるけれど異星人の文字を理解していきますが、語彙の少なさから異星人の言葉を間違って解釈し地球人たちは異星人に対して疑念を持ち始め戦争の一歩手前まで行ってしまいます。

 ここまで書くとよくあるファーストコンタクト物の映画ですが、実は異星人は時間の概念がなくこれから未来に起こる事で地球人に助けを求めていることがわかります。そして彼女のフラッシュバックが過去の事ではなく未来の出来事である事も理解するのですが、なぜ、ルイーズが未来の出来事を知ることが出来たのか、まったく映画内で描写されていません。UFOが来た影響か、それとも元々あった超能力か?もしかしたら映画内にあったのかもしれませんが自分は探しだす事が出来ませんでした。

 戦争を回避するためにルイーズはその超能力を発揮するのですが、それがタイムパラドックス的な事象によって表現されているため頭がこんがらがっていきます。量子力学的な「ナニ」かなのか、それとも運命論的な「ナニ」かなのか。情報量が多すぎて自分の脳ミソでは追いつけません。ただ作り手側も、それがわかっていながら見ている側に向けて考える幅をもたせているのでしょう。

 ルイーズと彼女の娘には悲劇的な出来事が待ち構えていますが、それでも彼女は自分の娘に出会うためにラストにある選択をします。やはりこの映画の肝は、彼女がこの運命論的な自分の未来に対してポジティブに生きるかネガティブに生きるかの行動にあるのかもしれません。

 ただまぁこの映画の半分も理解はしていない気がしますが( ´∀`)

( ´∀`)☆☆☆☆★( ´∀`)面白いけど難しい( ´∀`)

 ルイーズ役はエイミー・アダムスでDCコミックスにおいてスーパーマンの恋人のロイス・レーン。イアン役はジェレミー・レナーでマーベル・コミックのホークアイ。計らずもDCコミックとマーベル・コミックのキャラ共演です( ´∀`)

 宇宙人が二体が出てきてアボットとコステロと名付けられますが、検索すると昔のアメリカ漫才師の二人組らしいですね。

 日本の映画タイトル『メッセージ』だけれど、英語のタイトル『Arrival』を検索で訳してみると「到着」と「出生」と出てきたので、実は内容的にはダブル・ミーニングでこちらの方が良い感じがします( ´∀`)

 原作のテッド・チャン氏の『あなたの人生の物語』は面白いらしいので読むかな〜☆

 さて今作のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督ですが次の作品は『ブレードランナー 2049』!
期待が持てそうですねェ( ´∀`)
posted by KIKI at 21:33| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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