2018年10月23日

「世界で一番ゴッホを描いた男」を海老名で観る。

 いつものイオンシネマ海老名で「世界で一番ゴッホを描いた男」観ました。ハッピーマンデーで1100円。19時35分上映回でスクリーン1の158席に7人程。日本映画の愛し合うだの理解し合うだのの猫が喋ったりとの予告にゲンナリする。「銃」はちょっと面白そう。

 映画の主人公は中国深セン市大芬(ダーフェン)の1万人はいる複製油絵のある画工・職人たち。ゴッホの映画を見て涙ぐんだり、飲みながら芸術論を語ったりと中々熱かったりします。独学でゴッホの絵を学び家族と弟子たちとで狭い自宅兼工房でゴッホの絵を描き続けるシャオヨンさんもその一人。20年間家族と共にゴッホの作品の複製品を10万点以上描いたすごい人です。そんなシャオヨンさんですが、本物のゴッホの作品があるオランダのアムステルダムのゴッホ美術館へ行って実際に感じてみたいという思いが募っていきます。
(*´ω`*)

 現実問題として工場で働いたほうが賃金が良く職人が辞めていくほどの資金繰りの中で、弟子でもある嫁に反対されたりして中国深セン市も夫としてちょっと辛いものがあります。何とか嫁さんを説き伏せてアムステルダムへ向かうも、画商だと思っていたクライアントがただの土産物屋で自分の絵も土産物の一つだったり、しかも8倍以上の値段で売られてたりしてちょっとショックな感じ。シャオヨンさんはタバコ吸って気分を落ち着かせたりしてます。

 まぁ、そうだわな〜(;´Д`)

 それでも本物のゴッホの作品を鑑賞したり行きつけのバーに行ったりお墓参りしたりしてシャオヨンさんなりに思うところが出来た様子。
(*´ω`*)

 作品中酔っ払ったシャオヨンさんが発する「職人は芸術家になれない」いうのは重い言葉。日本でもアニメーターやオタク系イラストレーターがクリエーターと持て囃されてたりしますが、やっている仕事は薄利な職人的仕事が多かったして他人事ではなかったりな感じもあります。
(・∀・)

 クライアントからいつ切られるかわからないし、無理な注文やスケジュールの中でクオリティとの兼ね合いもあったりと映画を観ていて辛くなります。
(;´Д`)

 映画の最初と最後に中国深セン市の街並みが出ますが、超近代的なビル群の足元にゴミゴミとしたアジアンテイストなシャオヨンさんたちも住んでいる小汚い町並みがあったりしてブレードランナー的で素敵です。なんだかんだ言ってエネルギッシュな場所なのでしょう。
(・∀・)

 オタク系はまだ個人で同人活動とかあるからなんとかなる感じだけど、伝統工芸やってる人たちとかは自分で好きかってやると補助金が出なくなって生活できなくなるとかニュースでやっていたな。
(・∀・)

ヽ(´ー`)ノ☆☆☆☆★ヽ(´ー`)ノ

 ちょっと演出臭いところもあったけれど面白く観れた。深セン市大芬の複製職人たちを6年間撮影したというから、この映画の何倍何十倍の映像があるのでしょう。それも観てみたいですね。
(・∀・)

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posted by KIKI at 10:16| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする